3−62図までのコースは、3−63図(b)のように点線のとおり飛行し、接地点を判定してから。180°旋回を行なって、追風で着陸する。そのためには、滑走距離を充分に考えて、地点を決定しなければならない。それには、滑走路の中央近くを目標に予定接地点をねらって、旋回すべきである。風が強めのときには、L/D(滑空比)が大きくなり、滑空距離が伸びる傾向があるので、予測よりも手前に目標を求めておくべきである。
旋回の目標のとり方は、場周コースの第3旋回の要領と同じである。45°後方に予定接地点を定めるので、まだ充分に高度があるうちに旋回を行なうようにすれば、滑走路内に安全に着陸できる。滑走路から遠く離れたところで離脱すると、離脱した索が紛失すると
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